Professional Mechanical Tooth Cleaning

concept

PMTCとは、「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略で、
歯科で行う専門的な歯のクリーニング(歯石除去やバイオフィルムの除去など)を指します。

 

About

虫歯と歯周病の原因は細菌の塊である歯垢(プラーク)であり、歯垢をとることをプラークコントロールといいます。
プラークコントロールを実践するためには毎日のブラッシングが大切で、日々ご自身で行うことがセルフケアのひとつといえます。
セルフケアですべてのプラークをとりきる事が理想ですが、歯はとても複雑な形をしているため、きちんと磨いているつもりでも、どうしても磨き残しができてしまうもの。
そこでセルフケアで十分にプラークコントロールができない部分をサポートするのがPMTCです。
PMTCは、専門のトレーニングを受けた歯科衛生士が、歯の表面についたプラークや沈着物を特殊な医療器機を使って完全に取り除いた後、プラークの再付着を防ぎ歯の質を強くするためにフッ素を塗布する行為をいいます。
毎日の歯磨きと定期的なPMTCを行うことで、美しい健康な歯・歯茎を維持でき、虫歯や歯周病を防ぐことができるのです。

PMTCで体感できる実際の効果のグラフ
PMTC 60分 ¥7,150(税込)

PMTCの注意点

  •  PMTCは審美的な面も多いため、保険適用外(自費診療)となります。
  •  汚れが多いと時間がかかり、長時間口を開けているのは疲れてしまうため、汚れは極力落としたうえでPMTCを受けましょう。
  •  PMTCを受けた後、一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。
    特に歯肉炎や歯周炎がある状態で受けると痛みを感じやすいため、口腔内に病気がない状態で受けることが望ましいです。

Flow

STEP01

歯石の除去

歯の表面、歯肉の中に付いた歯石を除去します。(保険治療)
STEP02

歯垢の染め出し

染め出し液を使って歯垢を染め出します。
STEP03

歯の表面のクリーニング

研磨用のペーストをブラシにつけて、歯の表面を磨きます。
STEP04

歯間のクリーニング

歯と歯の間の汚れをラバーポイントやフロス等で取り除きます。
STEP05

仕上げ

フッ素配合の仕上げペーストをシリコンラバーカップにつけて歯の表面を磨きます。
フッ素が定着するまで1時間ほど食事は控えてください。

STEP06

ブラッシング指導

歯垢の付き具合や定期的に行うポケット検査を基に、患者様ごとのブラッシング方法等の指導を行います。
 

PMTCでよくいただくご質問


どんな効果がありますか?
プラーク(歯垢)に含まれる細菌を落とすことによる虫歯・歯周病予防の効果があります。
また、歯肉の腫れや痛みを抑え、苦痛緩和、歯の延命効果も期待できます。
PMTCは痛くありませんか?
歯のクリーニング専用に開発された特殊なブラシやゴムのカップなどを使うので、痛みはありません。
PMTCで虫歯や歯周病は治りますか?
PMTCはあくまでケア行為なので、それだけでは病気は治りません。
しかし、プロのクリーニングによってお口の中の細菌のレベルが低くなれば、それだけ治療成績も良くなります。
被せ物やインプラントをしていてもPMTCをしたほうが良いですか?
被せ物が多い方こそ、PMTCは必要です。
被せ物や詰め物の境目に細菌が潜んでいるため、一度治療した歯こそ逆に問題を生じやすいのです。
定期的に行う必要性はありますか?
その方のリスク(歯や歯肉の強弱、細菌の強さ、唾液の量、着色の程度、生活習慣など)によってさまざまですが、一般的には1~3ヶ月に一度の割合で行います。
   
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